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「小津安二郎」

小津安二郎の名前を知ったのは
カズオ・イシグロ「日の名残り」を読んだからだ。
「日の名残り」第二次大戦下で極秘会議が行なわれた
とある洋館主人に仕える執事物語である。
結局、極秘の事実を知ってもこの執事は何もできない。
好きな女執事とも駆け落ちできないさまだ。
このカズオ・イシグロは何人か、どんな人間かというアイデンティティを否定していて言葉の無力さを一貫して主張している、と言う講義を受けた後小津安二郎の作品を見なさいと言われたので見た。
ほとんどの作品の主演をつとめる笠智衆は「男はつらいよ」などで知られる大御所の俳優であるが、小津作品を見て驚いた。
見事なまでに台詞に感情がこもっていない。
最初見た時は棒読みかと思ったけれど、何回も見るうちに不思議とその方が悲しさ、せつなさが伝わってくるのがわかった。
「東京物語」「秋刀魚の味」はぜひとも見て欲しい作品だ。
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タグ : 小津安二郎 カズオ・イシグロ 「日の名残り」 第二次大戦 極秘 会議 洋館 主人 執事 物語

「震える舌」

この映画を見ると、なぜか合唱曲「魔王」を思い出します。

病気子供を、魔王お菓子やらおもちゃやらでつって死の世界に連れて行こうとするアレです。

ストーリー自体は病気になった子供が必死に看病するという単純な流れなのですが
その中に病気の恐怖が肉迫してきます。

破傷風という病気をご存じでしょうか?

破傷風菌が傷口から侵入し、けいれんやひきつけを起こし死に至る怖い病です。

その描写がかなり真に迫るもので見ていて手に汗握ります。

ちょっと気分も悪くなります。

けいれんにより子供が何度も舌をかみ切ってしまうのですが

その時の真に迫る悲痛な叫び。真っ赤な血。の悲壮な表情。

トイレも行くことができないので体中にチューブを通され、意識不明のまだ幼い子供

ぜひ見ていただきたいので、結末は言いませんが

一時も目を離すことのできない素晴らしい社会派サスペンスです。

タグ : 映画 合唱曲 「魔王」 病気 子供 魔王 お菓子 おもちゃ 死の世界

「スカベンジャー・忘れられた子供たち」

来春、製作・公開のため”5000人の力を集めて一本の映画を作ろう!”を目標として発足した
映画製作5000人委員会で知られるドキュメンタリー映画監督四ノ宮浩代表作「スカベンジャー・忘れられた子供たち」
スカベンジャーと呼ばれるフィリピンゴミ捨て場子供たちをテーマとした映画ですが、
この映画の見どころは子供たちの人間性です。

フィリピンには家族を大切にする考えを持つ人が多く、家族のためにゴミを集める子供が多いのです。たとえば、「弟を学校へ行かせるため」だとか「病気で働けないお父さんを助けるため」だという具合に。

ゴミの山にはいわゆる「生ゴミ」だけではなく、糞尿、死体なども捨てられており、ゴミの山が崩落したくさんの人々が生き埋めになるという事件が起こります。
救出作業のなか、いくつもの死体が発見され、運び出される衝撃的なシーンがあり、この世の地獄とも思えるような場所で、子供たちは明日を信じて明るく強く生きています。

家族経営の背景に貧富の差が激しく、大気汚染法によって、ゴミを燃すことが禁止されているので、次々とゴミはトラックでそのまま堆積場に運ばれ、お金になるゴミ(金属・ペットボトル・ガラスなど)を拾って、多くの人々が暮らしています。
燃え続けるゴミの山はスモーキーマウンテンと呼ばれ、そこで暮らす子供たちスカベンジャーと呼びます。


監督の話で子供たちに何か与えようと財布を取り出したところ子供たちが走ってきたので
財布をひったくられるかと思ったが、最高の笑顔で「こんにちは!」と返ってきて呆然とした。
というのがあった。

忘れていた何かを思いださせてくれる映画に違いありません。


タグ : 映画製作5000人委員会 ドキュメンタリー 映画監督 四ノ宮浩 代表作 「スカベンジャー・忘れられた子供たち」 スカベンジャー フィリピン ゴミ捨て場 子供たち

「イレイザーヘッド」

本日紹介するのは「イレイザーヘッド」です。
ヘルレイザー」と間違えて借りてきたコレ、かなりホラーダークです。
直訳すると「消しゴム頭」で、その名のとおり頭の中やつきつけられた現実を、消しゴムで消してしまいたい男の物語です。
ツインピークス」で有名になった監督だそうで、これは衝撃のデビュー作だとか。
ホントにあった話を低予算で映画化したということが都市伝説ばりにまことしやかにささやかれてますが、こういうことって誰にでもあるよね的に同意を求めたような映画のような気がする。

荒れ果てた工場や、ぜんぜん無くならない胎児、うめきだす鶏肉、暖炉の中でひたすら踏みつぶす踊り子。

多くのレビューの中では異端、変態扱いされている描写の数々だけど、ほんとは見ようと思えば誰にだって見えちゃう。

ただ、見ちゃいけないような気がするけどね。精神的に。

沈黙の時間長いし、ゆったりとした映画なので「明日会議で早く寝なきゃいけない」とかいう場合にはおススメしません。

エージレスやシリカゲルのように、取り扱いには充分注意が必要な映画の紹介でした☆

タグ : イレイザーヘッド ヘルレイザー ホラー ダーク ツインピークス デビュー作 ホントにあった話 都市伝説 レビューの異端

「ファンタスティック・プラネット」

さあ、始まりましたthenightseekerオススメの映画コーナーです。
記念すべき第1作はアニメーションです。
フランス巨匠ルネ・ラルーによる隠れた名作「ファンタスティック・プラネット」です。
この作品は、話の大筋は誰もが考えそうなSF人類絶体絶命ものなんですが存在としては
異端そのものです。まるで地味な服を着た江頭2:50のような感じです。
というのは、この作品はまず絵が奇妙で動きも切り絵アニメーションのような不可解さがあるからです。
主人公は当然人間なんですが、どうして人間と宇宙人は必ずけんかしちゃうんだろうなぁ。
人間より馬鹿でかいサイズのドラーグ人(宇宙人)ってやつが、人間を抹殺・・・っていうかお掃除しちゃう。そう、ちょうど掃除機のような機械で、ゴミくずのように吸い取っちゃうわけ。
ほんと、やってらんないよね。当然、人間は反乱を起こしますわな。
虫のように小さな体の人間達は力ではとても太刀打ちできないから、頭でなんとかしようとするんだけど・・・。
クライマックス(ドラーグ人を撃退する場面)なんかはかなり訳のわかんない感じになっちゃっています(笑)が必見です。
あんましレンタルビデオ店では見かけない感じの作品だから、深夜の映画放送やワゴンセールかなんかで安売りしていたら要checkitout☆(←普通に買うことをすすめなさいって;)

タグ : 映画 アニメーション フランス 巨匠 ルネ・ラルー ファンタスティック・プラネット 江頭2:50 宇宙人 レンタルビデオ

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